誰でも一度は、「やってしまった!」と思う失敗があるのではないでしょうか。
私も、数えきれないほど失敗してきました。
仕事でも家庭でも子育てでも・・・まさに失敗の連続です。
その中でも忘れられないのが、あの日の出来事です。
残業までして仕上げた資料に数字のミスがあり、上司からきつい言葉を受けました。
傷ついて、悔しくて・・・それでも考え続けた末に、ある答えにたどり着きました。
今回は、失敗と向き合うなかで気づいた「心の切り替え方」を、実体験とともに綴ります。
仕事でのミス

残業して仕上げた資料に、数字のミス
あれは会社員時代のこと。
任された資料を仕上げるため、連日集中して取り組み、残業までしてようやく完成させました。
数日後、「これで大丈夫」と自信を持って提出したのですが…。
後になって上司から「〇さん、これどういうこと?」と呼び出されたんです。
その声の重さと空気で、嫌な予感がしました。
「え、何か間違ってた…?」と恐る恐るドアをノックして入ると、
青ざめました。数字にミスが見つかったのです。
「怠慢だ」——その言葉だけは納得できなかった
上司からの言葉はこうでした。
「このような基本的なところを間違えてどうするんだ、怠慢だ!」と怒られたんです。
正直、かなり傷つきました。
数字のミスが私の失敗であることは素直に認めますし、怒られるのも当然だと思います。
ただ…。怠慢だ!この言葉だけはどうしても納得できませんでした。
時間をかけて、精一杯作り上げた資料だったから。

繁忙期で忙しい中でも、頼まれた仕事を優先して、残業までして仕上げたし…。
期日の指定はなかったのに、こちらは期待に応えようと必死に頑張ったのに…。
それなのに怠慢ってどういうこと。理不尽すぎるじゃない。そんなことを言われる筋合いはない。
悔しさと、数字のミスをしてしまった情けなさ。
相反する感情が頭の中でぐるぐる回り続けて、その日は肩を落として帰りました。
ミスはミス。とことん腹に落とし込んだ

感情をごまかさず、向き合ってみた
帰宅してからも、なかなか気持ちが落ち着きませんでした。
怠慢じゃない、ちゃんとやった。そう言い聞かせても、ミスをしたのは事実です。
言い訳をしても何も変わらない。そうわかっていても、感情はそう簡単には収まりませんよね。
でも私は、その気持ちをごまかすのをやめました。
傷ついた、悔しい、納得できない。そういう感情を、全部そのまま受け止めてみたんです。
感情を押さえ込もうとするより、一度ちゃんと向き合ったほうが、意外と早く前に進めることってあると思いませんか?
葛藤の末にたどり着いた、ひとつの答え
ぐるぐると考えて、考えて…。最終的に自分の中でこう決めました。
「くよくよするのはよそう。ミスはミス。次回はもっといい成果物を出してやる。ミスは仕事で返そう。」
怠慢かどうかの答えは、次の仕事で証明すればいい。
言葉で反論するより、結果で見せたほうがずっとかっこいいと思ったんです。
そう思った瞬間、少しだけ気持ちが軽くなった気がしました。

失敗は経験。大事なのは「どう切り替えるか」
落ち込むことは悪いことではない
失敗したとき、落ち込まない人なんていないと思います。
落ち込むのは、それだけ真剣に取り組んでいた証拠でもあるから。
だから、落ち込むこと自体は悪いことじゃないと私は思っています。
傷ついていい、悔しがっていい、怒っていい。
ただ、いつまでもそこに留まり続けるのはもったいない。
失敗は、自分に経験値をくれた出来事として受け取ることができたら、それだけで次への一歩が変わってくると思うんです。
次にもっといいものを出せばいい、それだけのこと
あの日の失敗があったから、わたしは資料を提出する前に数字を何度も見直す習慣がつきました。
誰かに確認してもらうひと手間も、惜しまなくなりました。
失敗は、経験させてもらったこと。次につながるために必要だった出来事。
そう思えるようになってから、失敗が少し怖くなくなった気がします。
あなたも今、何かの失敗で落ち込んでいませんか?
だとしたら、こう伝えたいです。
いつまでもくよくよ考えるより、どう切り替えていくかが大事。
落ち込んでいい。でも、沈んだままでいなくていいんです。
失敗したとき、過去の自分が積み上げてきたものって、実は静かに支えになってくれていると思うんです。
今回の記事を書きながら思い浮かんだ短い言葉を綴ります。
わたし専用の引き出し
見つけたんです
心の中に
たくさんの引き出しがある
不思議な家具 タンスを
一つ目を開けると
眠らない夜の勉強
いつの間にか
時を使う力が付いていた
二つ目を開けると
辛かったマラソンのトレーニング
次第に諦めない心が育った
三つ目を開けると
たくさんの料理の経験から
創造力が高まった
四つ目の引き出しを開けると
ピアノの練習から
音楽的感性が育まれた
開くたびに 思いがけない
贈り物が詰まっている
引き出しは努力が詰まった
あなた専用の宝物
そして今日も新しい引き出しができていく
努力は決して無駄じゃない
つまづいた時にそっと開けて見てごらん
どの引き出しも 力になってくれるよ
失敗も、この引き出しのひとつだと思っています。
つまづいた経験も、必ずどこかで力になってくれますよ。













