WordPressサイトを守る!シニアのためのバックアップ講座

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バックアップは保険

「せっかく書いた記事が消えてしまったら…」「サイトが壊れてしまったら…」

ブログを続けていく中で、誰もが一度は不安に思うことですよね。でも、大丈夫です!その不安を解消してくれるのが「バックアップ」です。

この記事では、WordPressサイトのバックアップについて、なぜ必要なのか、どうやって取るのか、具体的な方法をご紹介します。

難しい操作は必要ありません。プラグインを使えば、とても簡単にバックアップが取れるんですよ。

ぜひ最後まで読んで、安心してブログ活動を続けていただければと思います。

記事のポイント
  • バックアップはブログデータを守る保険
  • BackWPupプラグインで簡単バックアップ
  • サーバーやクラウドに定期的な保存
  • 自動バックアップで安心してブログ運営
目次

バックアップはなぜ必要?

バックアップは保険

バックアップがないと困ること

みなさんは、スマートフォンの写真をバックアップしていますよね?大切な思い出の写真が消えてしまわないように、念のために保存しておく・・・それと同じように、ブログのバックアップも大切なんです。

実は、ブログのデータが消えてしまうケースは意外と多いんです。

たとえば
  • 誤って記事を削除してしまった
  • ブログの更新作業でエラーが起きた
  • サーバーの不具合でデータが失われた
  • 悪意のある攻撃でサイトが壊された

こんなとき、バックアップがあれば安心です。「データの保険」だと思ってください。

バックアップで守れるもの

バックアップでは、ブログの大切なデータを全て保存できます。

保存できるもの
  • 書いた記事やコメント
  • アップロードした写真や画像
  • ブログのデザイン(テーマ)
  • プラグインの設定
  • その他の細かな設定全て

つまり、ブログそのものを丸ごと守ることができるんです。

簡単!プラグインでバックアップ

おすすめのバックアップ用プラグイン

バックアップを取るのに、特別な知識は必要ありません。便利なプラグインを使えば、ボタン一つで簡単にできます。

今回使用するのは「BackWPup」というプラグインです。以下のような特徴があります。

  • 無料で使える
  • 日本語に対応している
  • 操作が分かりやすい
  • 多くの方が使っている信頼性の高いプラグイン

「BackWPup」

図解1

バックアップの保存先

BackWPupでは、以下のような場所にバックアップを保存できます。

  1. サーバー上のフォルダーに保存
    WordPressがインストールされているサーバー内の指定フォルダーにバックアップを保存できます。最も基本的な方法です。
    ただ、パソコンが壊れると困るので、できれば他の保存先も併用することをオススメします。

  2. DropboxやGoogleドライブに保存
    クラウドストレージに保存できます。サーバーに問題が起きた時の保険として有効です。
    ※この機能を使うには、別途アカウントの設定が必要です。

BackWPupプラグインの設定方法

それでは、実際の設定方法を見ていきましょう。

BackWPupのインストール手順

  1. WordPressの管理画面を開く
  2. 左メニューの「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  3. 検索欄に「BackWPup」と入力
  4. 「インストール」→「有効化」をクリック
図解2

基本的なジョブの作成手順

BackWPupでは、「ジョブ」という形でバックアップを設定します。

  1. 左メニューの「BackWPup」→「新規ジョブ追加」をクリック
  2. 一般タブでジョブの名前を入力(例:「週間バックアップ」)
  3. 「バックアップの保存先」を選択
    フォルダーへバックアップ(サーバーに保存)
  4. 「バックアップするファイル」を選択
    ・データベース
    ・インストールしたプラグイン
    ・ファイル
  5. 変更を保存
図解3

自動バックアップの設定

  1. 「スケジュール」タブを選択
  2. バックアップの実行タイミングを選択
    ・手動で実行
    ・定期的に実行(週1回がおすすめ)
  3. 実行する時間を設定
    (サーバーの負荷が少ない深夜がおすすめです)
  4. 「保存」をクリック
図解4

バックアップの取り方と復元方法

安心運営のためにバックアップ

定期バックアップの手順

バックアップは、以下のようなタイミングで取ると安心です。

  • 定期的に(週1回程度)
  • プラグインをアップデートする前
  • WordPressをアップデートする前
  • ブログのデザインを変更する前

【手動でバックアップを取る場合は】

  1. 左メニューの「BackWPup」をクリック
  2. 実行したいジョブの行にある「今すぐ実行」をクリック
  3. 新しいタブが開き、バックアップが始まります
  4. 完了まで待ちます(5〜10分程度)
図解5

バックアップからの復元方法

もし何か問題が起きた時は、バックアップから復元できます。

実際に復元が必要になった時に、慌てることなく対応しましょう。

【復元の手順】

  1. 左メニューの「BackWPup」→「復元」をクリック
  2. 「バックアップアップロード」画面が表示されます
    表示は英語ですが、右クリックして「翻訳」をしたら日本語になります。
  3. 「ファイルを選択」から、PCに保存しておいたバックアップファイル(.zipまたは.tar.gz)を選択
  4. 「バックアップをアップロード」をクリック
  5. アップロードが完了したら、復元が開始されます
図解6

よくある質問(FAQ)

バックアップにはどのくらい時間がかかりますか?

サイトの大きさにもよりますが、通常5〜10分程度です。バックアップ中も、ブログの閲覧や更新はできます。

バックアップファイルの容量はどのくらい?

画像をたくさん使っているブログでも、通常は数百MB程度です。無料のクラウドストレージで十分対応できます。

自動バックアップの頻度は?

週1回程度がオススメです。

バックアップが失敗したときは?

インターネット接続を確認して、もう一度試してみてください。続けて失敗する場合は、一時的にバックアップする項目を減らしてみましょう。

古いバックアップは消してもいい?

最新の2〜3個のバックアップがあれば十分です。古いものは削除してOK。
最新のバックアップファイルは、念のためにご自身のPCやクラウドに保存しておきましょう。

無料プラグインで十分?

ほとんどの個人ブログでは、無料版で十分です。有料版は、もっと細かい設定や高度な機能が必要な場合に検討してください。

まとめ:安心してブログを続けるために

バックアップは、あなたの大切なブログを守る「保険」のようなものです。面倒だと思われるかもしれませんが、プラグインを使えば簡単に設定できます。

覚えておきたいポイント

  • 週1回程度の定期バックアップを設定する
  • クラウドストレージなど、複数の場所に保存する
  • 大きな変更をする前には、必ずバックアップを取る
  • たまにバックアップが正しく取れているか確認する

これらの設定をしておけば、「もしも」のときも安心です。バックアップがあれば、たとえ何か問題が起きても、すぐに復旧できます。

ブログ運営を楽しく続けていくために、ぜひバックアップの設定をしてくださいね。

「難しそう…」と思われた方も、一つずつ順番に設定していけば大丈夫です。

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